Be the RED!(赤くなれ)日本の紅に出会う旅 2006年アーカイブス
皆様こん**は。いよいよ今年も紅葉の季節がやってまいりました。秋の最後を飾る、素晴らしい赤や黄を満喫するために、今回やってきたのは中央西線です。中央西線の木曽福島から塩尻の間は、深い渓谷の中を走る区間です。名古屋から普通列車に揺られること3時間あまり、藪原駅にやってきました。さっそく紅葉に染まった山々が私を迎えてくれました。この素晴らしい青空と山々をご覧下さい。
遠くの山々も美しい赤に染まっています。本当に、長時間かけて足を運んだ甲斐があります。
早速駅近くの撮影地へ。この紅葉に染まった木々の美しさをご覧下さい。ため息がこぼれますね。
カメラを準備して、早速しなの3号がやってきました。この季節は昼近くにならないと光線状態が良くなりませんが、それでも息を呑むような絶景です。
丁度撮影地には先客がいらっしゃいました。もうすぐEF64の貨物がやってくるとのこと。ラッキーです(喜)。待つこと10分でやってきました。貨物5883レです。アップにすると影に入ってしまいますが、先頭はEF6433号機でした。EF64型にであったのも久しぶりです。やはり国鉄の匂いのする機関車はいいですね。
先客の方は、5883レを撮影の後、引き上げて行かれました。私はもう少しここで撮影します。臨時しなの81号がやってきました。この美しい赤と黄色の洪水に、国鉄色はベストマッチですね。今日の撮影の中で、もっとも気に入った写真です。2カット連続でご覧下さい。
続いて383系しなの5号です。丁度光線状態も良くなってきました。これもお気に入りの一枚です。
ちょっと周囲を散策してみました。この町並みと紅葉に染まる山々、青空に立ち会えたことに感謝します。
小さな水路を見つけました。紅葉に木々がキラキラ反射して、感動的な美しさです。
小さな路地の中で、この赤と黄色の饗宴をご覧下さい。こんな風景にまだ出会えることができるのですね。
もみじをアップで。どこから撮影しても本当にため息が出そうな光景です。
続いて宮ノ越駅にやってきました。この駅舎も素晴らしいですね。昔にタイムスリップしたようです。
宮ノ越の宿場町です。こういう町並みはいいですね。ここは鎌倉時代の武将、木曾義仲公の旗揚げの地だそうです。歴史上はあまりいい印象は少ない武将ですが、ここではきっと英雄なのでしょうね。
宿場町からすこし川沿いに歩いてみました。渓谷と青空と紅葉、素晴らしいですね。本当に爽快な光景です。
線路脇にやってきました。休日のみ運行の、快速ナイスホリデー木曽路、313系と311系の併結でやってきました。
特急しなのがやってきました
ゆっくり写真を撮りながら駅に戻ってきました。貨物5870レがやってきました。ゆっくりと駅に止まっていたので、EF64型をじっくり観察できました。
続いて贄川駅まで足を延ばしました。ここは中央西線の有名撮影地です。
駅から国道を歩いて向かうこと15分、ここが有名撮影地です。あいにくの真逆光ですが、やはり絶景ですね。特急しなのがやってきました。2カット連続でご覧下さい。
つづいて橋沿いの順光で撮影できるポイントにやってきました。だいぶ日が西に傾いてきたので、やさしい光が列車を照らしています。
ここで特急しなのを撮影したあと、引き上げることにしました。今日は絶景の紅葉を満喫することができ、最高の一日でした。日本の秋はやはり紅葉、このすばらしい光景に出会うことができることは、本当に幸せですね。日本に生まれたこと、この風景に出会えたことの幸せをかみしめながら、私は木曽路を後にしました。まさにこれこそ失いたくない日本の紅。来年も、再来年もまたこの景色に出会えるよう、がんばって日々を暮らして行こうと思いました。