皆様こんにちは、もう間もなく桜の開花が始まります。ようやく訪れた春を実感しようと、絶好の晴天となった今日は伊勢方面に行くことにしました。2003年以来の訪問となります。その時と同様、京都から近鉄特急で出発です。30000系ビスタカーに乗車しました。車内はそこそこの乗車率。すわり心地のいいシートが、睡眠不足の頭を夢の中に誘ってくれました。
京都から2時間で、松阪へ。さらにJRに乗り換え、山田上口駅に到着です。この付近は、JRよりも近鉄の方が列車本数も多く、乗客も多いです。
駅から撮影地までの町並みを撮影しました。それにしてもいい天気ですね。まさしく、春の気候です。
駅から徒歩10分ほどで、宮川の堤防にやってきました。ここには昔渡船場があったようで、案内票が残っています。
空を見上げれば、新しくできた中部国際空港の進入路になっているようで、頻繁に飛行機がやってきます。
列車はやってきました。この青空と橋梁の組み合わせをご覧下さい。どこまでも透き通るような絶景です。
快速みえ、キハ75型がやってきました。近鉄特急を相手に健闘している列車です。この路線のエースと言っていいでしょう。
遠くに目を向けると、近鉄の線路も望むことができます。
この橋梁の構造も珍しい構造と聞きました。
大きな青い空を一杯に入れて、撮影しました。この青空の素晴らしさは、言葉では言い表せませんね。
続いて、橋を渡りきった付近の踏切から撮影です。キハ75型を捉えました。
駅に戻る途中、菜の花がきれいに咲いている所がありました。丁度蜂が食事中です。
ふと見上げると、線路の突堤が見えます。菜の花が一杯に咲いています。青空と黄色い菜の花、そこを走るオレンジ色の列車。これこそ春の鉄道です。こういう風景に出会えた幸運を感謝します。
続いて、近鉄宮町駅から普通列車で20分ほど。池の浦駅までやってきました。ここは参宮線の有名撮影地です。荒涼とした原野の中を列車が走る様は、北海道の鉄道を見ているようです。
ここでも線路脇にやってきました。この絶景をご覧下さい!線路の左側は志摩湾になっています。青い空と青い海、緑の大地。気持ちが満たされていきますね。
遠くの志摩湾にカメラを向けてみました。丁度船が横切っていきました。
列車はやってきました。この取り合わせは最高ですね。キハ11型の普通列車です。
湾側から撮影してみました。海のすぐそばを走る列車です。海の上を走っているようにも見えます。
空を大きく入れて縦位置で、この絶景をご覧下さい。
快速みえを捉えました。これから名古屋まで、長い旅が待っています。
快速みえを縦位置で。なんという絶景でしょうか。撮影した本人も感動の連続です。
最高に素晴らしい絶景を堪能し、場所を移動しました。ここは近鉄鳥羽線も平行して走っているので、今度は近鉄中心に撮影です。まずはアーバンライナー車両です。
今度はスナックカーの12000系です。この車両も息が長いですね。
普通列車、1000系です。この路線は、日中はワンマン運転です。
最後に伊勢志摩ライナーを撮影して、終了にしました。
早朝から夕刻まで文句なしの晴天に恵まれた今回の参宮線撮影行。そよいでくる風の匂いは、明らかに春のものでした。暖かい季節がようやくやってきましたね。春の空と春の海と春の大地に大きな喜びを感じつつ、私は帰途につきました。いよいよ次回は春の定番をお送りする予定です。一緒に春の喜びを感じていただければ幸いです。