だいちゃん660329 鉄道と旅の記録

日常のちょっとした旅を記録したページです。X - @Daisukeueda6

時計をとめて。房総半島撮影紀行(1)2009年アーカイブス

皆様こん**は。GWも終わり、いかがお過ごしですか?これからまた暑い季節がやってきますね。皆様体調など崩されませんよう、お気をつけください。
さてさて、GW中は撮影に行けなかったので、GW明けの休日に撮影に行ってきました。運良く関東地方出張中の私、いうまでもなく、撮影の準備は抜かりありません。全国的に晴天に恵まれた今日、目的地は千葉県の房総半島です!今回は、一日めいっぱい撮影を楽しむため、前日夜から現地入りしました。それでは、撮影紀行の顛末をお送りいたします。最後までよろしくお付き合いください。今回はレンタカーによる移動にしました。目の覚めるような青の日産マーチくん。深夜にレンタカー営業所で車を借り、撮影地近くの道の駅で一夜を明かすことにしました。目的は違えど、どうやら同じ事を考える人はいっぱいいるようで、道の駅の駐車場は満車に近く、どうにか駐車スペースを確保。それでは、明日はいい写真が撮れますように。。。。

おはようございます。只今朝の5時過ぎです。やってきたのは内房線保田駅近くの撮影地。すっきりとした晴天。。。というわけにはいきませんねぇ。天気予報のウソつきーと心の中で叫びながら、海が見下ろせる場所へ。始発列車の113系がやってきました。撮影地で、犬の散歩をしているおばさんに『電車の写真ですか?』声をかけていただきました。

続いて、さざなみ1号。東京行きです。く、暗い。。。。。露出が出ません。

またも普通列車の113系です。近年、房総に211系が入ったと話題になりましたが、ここ内房線では、まだまだ113系が主力のようです。

続いて線路脇に移動しました。千葉からやってきた始発列車です。113系はタイフォンがこの写真のようにボディ下部についているものと、ヘッドライト横についているものに大分されます。

続いて、館山方面からやってくる列車を。顔が黒くつぶれてしまいました。。。。

ようやく日が昇り、海に青さがかかってきました。113系をサイドから。

続いて現在の房総の顔、E257系500番台、特急さざなみです。

近くに水田があったので、水鏡を狙ってみました。この季節でしか撮れないカットです。

もう一枚113系を撮影して、場所を変えることにしました。

続いてやってきたのは、上総湊駅付近の撮影地。しかし、なかなか場所が見つかりません。とりあえず、線路脇から撮れそうな場所を見つけたので、E257系を。【特急停車?】の看板についぷっと笑ってしまいました。

続いて113系を。おっ!ピントばっちり!これなら雑誌の表紙に。。。使えるわけないですね(笑)

ようやく青空が広がってきました。空気が澄んでいれば、ここから富士山も見えるそうですが、残念ながら春の霞に覆われています。対岸の三浦半島の様子が僅かながら見えますね。

E255系、特急さざなみです。青い海に白と黄色の車体が眩しいですね。

続いてE257系をサイドから。。。うっ、しまった。ナナメに映ってる。。。。

さてさて、海の写真はここまでにして、次は山間へ向かいました。海を離れたとたんに晴れてきました。。。。さて、ここはどこでしょう?って、この写真だけでわかるわけないですね。

上総湊から内陸方面に車を走らせること60分、久留里線の上総松丘付近にやってきました。久留里線は、首都圏では少なくなったワンマン気動車が走る路線。まだ新系列気動車は導入されておらず、国鉄時代の車両がのんびりと走る路線です。全国でも珍しくなったタブレット閉塞方式をいまだに守っている路線でもあります。さっそくやってきたのはキハ37型。キハ37型は、キハ40系列の後継車両として、昭和53年に開発されました。全国標準気動車として開発されたキハ40型は、あらゆる線区に対応するよう設計されたため、地方によってはその性能を持て余し気味でした。地方交通線の実情に合わせて、国鉄時代としては珍しく、特定の地方向けに設計された車両です。その後JRへの以降直前にこの車両のコンセプトを受け継いだキハ31型やキハ54型が製作されることになります。先行試作車として5両が製作されましたが、量産化の直前に地方交通線の廃止によりキハ58やキハ40に大量の余剰車が出てしまい、結局5両のみの製作で終わりました。ここ久留里線には、そのうち3両が活躍しています

近くまで引き寄せてもう一枚。

後ろにはキハ38型が連結されています。キハ35型を改造した車両です。こちらも7両しか製作されず。全てがこの久留里線に配置されています。久留里線は、希少ディーゼルカーの宝庫です。

折り返しを撮るべく次の撮影ポイントへ。。なんと先ほどの列車を追い抜いていました。そんなに急いで向かったのではないのですが。。。。

折り返し撮影までの間、上総松丘駅へ。人気はありませんが、なかなか立派な建物ですね。

上総松丘駅近くの踏み切りで待つことにしました。近くの空き地に、老婆とお孫さんが腰掛けて、楽しそうに話しておられました。この青空の下、なんとも微笑ましい光景ですね。

折り返しがやってきました。青空と新緑、水の張られた田んぼが絶景です。日本の原風景ですね。

列車は、山の向こうに消えて行きました。

房総の海と山、いかがだったでしょうか?ちょっと朝は天候に恵まれませんでしたが、絶景の青空の中を走るローカル線を見ることができ、なかなか充実の撮影でした。さて、まだ時間は昼前。この後私がどこに行ったかは。。。次週のお楽しみとさせていただきます。皆様次回もお楽しみに。