だいちゃん660329 鉄道と旅の記録

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雪に逢いたくて。冬、たかやま。2005年アーカイブス

今年の冬は暖冬だそうで、なかなか雪の積もった光景にはお目にかかれません。今年の雪は、念願だった高山本線に見に行くことにしました。丁度仕事が一段落したので、久しぶりの一泊旅行です。

京都から東海道線を乗り継いで岐阜駅にやってきました。ここから高山本線に乗車です。多治見行きのキハ40型が停車していました。

私の乗る列車、特急『ワイドビュー』ひだ17号、高山行きがやってきました。私の取った指定券は、半室グリーン車の普通席で、少々室内が圧迫感がありました。エンジンの音もたくましく、キハ85型は高山本線を快走します。真っ暗の車窓を見ていて不安が少し。。下呂を過ぎても、雪の積もっているような雰囲気がありません。せっかく雪を見に来たのに。。。少々心配です。

20時過ぎ、ひだ17号は終点、高山に到着しました。今日はここで宿泊です。高山市内は、少しですが積雪しています。ほっと胸を撫で下ろしました。

明日は早いので、今日は早めに就寝です。おやすみなさいませ。

 

翌日、5時46分発の普通列車(4両編成)で出発です。一晩の間にすっかり雪化粧です♪。

高山から一駅、飛騨一の宮にやってきました。ここは有名撮影地のΩ(オメガ)カーブがあります。明るくなるのを待って、早速ポイントを探しに出発です。辺りはすっかり雪景色で、幻想的な風景が広がっています。国道41号線から俯瞰できそうな場所を探したのですが、結局見つからず一旦引き返して歩くこと20分、集落を抜け位山踏切にやってきました。ここからはカーブの様子が一望できます。早速飛騨古川行きの列車がやってきました。雪景色の撮影は、後追いも絵になります。

ひだ2号、名古屋行きがやってきました。

続いてtoya-ink様に教えて頂いた宮川の橋梁にやってきました。丁度青空も覗いています。

今度は大きくカーブを見渡せる広い農道にやってきました。程よく粉雪の舞う、まさに私のイメージしていた風景そのままです。雄大なΩカーブを行く列車たち。。絶景です。

飛騨一の宮駅に戻ってきました。1時間ほど休憩の後、ここからまた普通列車で移動です。

飛騨小坂付近から、飛騨川がきれいに見渡せます。まさに絶景です。途中、飛騨萩原から学生さんが大勢乗り込んできて、車内は一気に賑やかになりました。

飛騨一の宮から一時間で、焼石駅にやってきました。

早速行者山トンネル近くのポイントに移動です。カメラを構えてすぐ、特急ひだがやってきました。

飛騨川に架かる吊り橋をおそるおそる渡り、線路脇に出てみました。行者山トンネルの出口を飛び出してきた普通列車です。

続いて、小川に架かる橋を渡るキハ85です。飛騨川は水の色が緑色です。きっと藻や水草が多く生えているのでしょうね。魚にとっては、天国でしょうか。川面に車体が映し込まれるのを期待したのですが、影のみ映りました。

焼石駅を通過するキハ85です。ちょっとケーブルの影が。。。青空が気持ちいいですね。

ケーブルの影をパスしたら、今度は青空が陰ってしまいました(汗)。

焼石駅付近で撮影の後、普通列車を乗り継いで京都まで帰りました。今回の旅行では念願だった高山本線で、思いっきり冬の風景を満喫できました。息を呑むような絶景を堪能でき、来て本当によかったと思います。最後になりますが、撮影地の他現地の詳しい情報を教えて下さったtoya-ink様にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。