だいちゃん660329 鉄道と旅の記録

日常のちょっとした旅を記録したページです。X - @Daisukeueda6

若葉とともに春を唄おう。国鉄型の楽園・草津線撮影紀 2008年アーカイブス


皆様こん**は。ゴールデンウィーク、皆様はいかがお過ごしでしょうか?今日は、滋賀県草津線にやってきました。草津線は、かつて東海道本線のバイパス線として、急行『平安』などの優等列車も走っておりましたが、現在は普通列車が運行されているのみの、少々目立たない路線になってしまっています。つい先日沿線に新幹線の新駅が建設されることになり、注目を浴びるかと思いきや、新駅建設は凍結されてしまいました。しかし、この路線は国鉄時代の列車が主力、といいますか、国鉄時代以外の列車はほとんど見られないという、国鉄型ファンの方々には至宝のような路線です。では早速出発しましょう。早朝の京都駅にやってきました。

京都から223系の普通列車に乗り換えです。223系も6000番台が登場したり、いろいろバリエーションが増えてきました。

さて、草津駅から草津線に乗り換えです。ご覧の通り、113系です。京都所属のL5編成でした。湘南色とJR更新色の混色編成です。

113系の心地よいモーター音を聞きながら、30分ほどで貴生川駅に到着です。ここは、草津線近江鉄道信楽高原鉄道のジャンクション駅です。

駅から徒歩で15分ほど、撮影地に向かって歩きました。野鳥のチチチというさえずりが聞こえます。うぐいすの声も聞こえます。非常に爽快ですね。この景色をご覧下さい。

この空をご覧下さい、すっきりとした青です。これぞ青空ですね。とってもきもちいい。

列車はやってきました。先ほど乗って来た普通列車の折り返しです。

続いて朝の8両編成を。113系の8両編成が見られる路線は、全国にどれだけ残っているのでしょうか?

ちょっと油断していた隙に、117系がやってきました。慌ててシャッターを切りましたが、顔が白く飛んでしまいました。

もともと都市間輸送の花形として登場した117系、こうした里の空気にも合いますね。

ちょっと空き時間に線路脇の花を。陽光に菜の花の黄色が映えますね。

朝露が陽光に反射して、光を散りばめているようです。

今度は縦位置で。こういう雰囲気は私好みです。

つづいて、湘南色4連がやってきました。国鉄時代の風景そのままですね。10年前に戻ったようです。

続いて突堤の下から見上げるアングルで撮ってみました。青い空が本当に爽快です。

湘南色は本当に青空に合いますね。今回の撮影紀で、最も気に入った一枚です。光の美しさを感じます。

ロングショットで湘南色の4連を。如何ですか?この風景。本当に気持ちいいですね。

さて、次の目的地へ移動しました。貴生川からさらに奥地へ向かいます。

貴生川から終点の柘植へ。ここから関西本線に乗り換えです。柘植から一駅、加太駅にやってきました。ここに降り立つのは3年ぶりです。

ちょっと雲が出てきましたが。。。水を貼られた水田がきれいですね。

早速駅近くの撮影地へ。キハ120型がやってきました。若葉に彩られた山間を走る列車、すばらしい風景です。

手前に引き寄せてもう一枚。この新緑の輝き、これぞ春の山々ですね。

加太駅方面を見るとこういう風景になります。若葉の色が本当にきれいです。芽吹いた若い命の美しさを感じます。

さて、次の撮影地まで山歩きです。遠い遠い、30分は山を歩きました。運動不足をさらに思い知らされますね。でもこんないい風景にも出会えました。

この山の色をご覧下さい。歩き疲れも吹き飛んでしまいますね。

ここが加太側沿いの撮影地です。この清流と青空と新緑とローカル線、こんな風景に出会えた幸運に感謝する気持ちでいっぱいです。

続いて加太川に下りてみました。水がそのまま飲めそうなほどきれいです。マイナスイオンいっぱいですね。何度も言いますが、とっても爽快です。風が本当に気持ちいいです。

列車がやってきました。この車窓を毎日見ながら列車に乗れればいいですね。

さて、次のポイントに向かいましょう。この重厚な作りのトンネルをご覧下さい。今はローカル線でも、さすがはかつての東海道本線、日本の幹線だった路線です。

そろそろ列車がやってきますね。

トンネルを抜け、列車はやってきました。よくみると乗務員さんが敬礼していますね。私に?、、、、じゃないですよねぇ(笑)。

さて、本当に気持ちいい青空の下、大満足の撮影ができました。皆様も青空のきれいな日は、新緑とローカル線に出会いに、ここ草津線関西本線に言ってみてはいかがでしょうか?国鉄時代にちょっとの間だけタイムスリップもできますよ。