海外出張から帰ってきた私は、以前から計画していた北海道旅行へ出かけました。今回は秋、一足先に紅葉が見られる事を期待しつつの出発です。
今回は伊丹空港から飛行機で出発です。天気予報も上々、期待に胸をふくらませての出発です。最近の空港は保安検査が前にも増して強化されており、靴やベルトまで外すように言われてしまいました。
伊丹空港からわずか1時間30分で、新千歳空港に到着です。どんより曇った空です。
JR新千歳空港駅は、海外のデザイナーを招いて設計された駅です。それぞれの色が北海道の自然を表現しています。
この旅行最初の乗車となる、快速エアポートです。
新千歳空港からわずか5分で、南千歳駅に到着です。新千歳空港駅が出来る前は、この駅が空港連絡駅でした。駅の周りはコンビニ一件ありません。
千歳を出発して、列車は石勝線に入ります。いかにも北海道と言った車窓が展開されます。
秋の北海道は日暮れが早く、帯広を出発する頃にはもう夕焼けが広がっていました。
17時49分、スーパーおおぞら7号は釧路駅に到着。ここからレンタカーで、本日の宿泊地、厚岸へ向かいます。1時間ほどで厚岸に到着しました。そろそろ牡蠣のシーズン。今日の夕食は、焼き牡蠣でした(^^♪。
夕食後入浴を済ませ、ちょっと外出です。向かった先は根室本線糸魚沢駅。普通列車の殆どが通過する、根室本線随一の秘境駅です。駅の周りには人の気配がいっさいありません。
辺りはシーンと静まり返っており、時折聞こえる国道を走る車の音以外はなにも聞こえません。ピーンと空気が張りつめる音がします。空気が張りつめる音というものを初めて聞いたような気がします。
やがて終列車はやってきました。この駅に停車する、数少ない列車です。わざとアンダー気味に撮ってみました。暗闇に吸い込まれて行きそうです。
赤いテールライトが闇夜に流れて行きました。列車が走り去ったホームは、再び静寂に支配されています。夜は鹿や熊などの動物が活動する時間帯なので、早めに旅館に戻る事にしました。明日は厚岸からの出発です。