2004年。今年も桜の季節がやってきました。この時がくるのを今か今かと待っていた私は、今年も櫻の写真を撮りに出発です。今日最初の桜は、大阪府の最南端にある桜の名所、阪南市山中溪の桜です。今回は、どの画像を掲載するか悩んだあげく、結局全部掲載することにしました(笑)。そのため、少々重いページになってしまいましたが、ご了承下さい。
今日は早朝の天王寺駅から出発です。紀伊田辺行き快速列車、この列車はかつて関西で最後まで生き残った165系でした。現在は113系で運転されています。
しばらく駅の周りを散策です。今日は天気もよく、絶景です。山中溪は川沿いに桜並木が広がる名所として有名です。それにしても心地いい風景です。気持ちが洗われるようです。
線路脇から、駅に入って来る列車を撮影です。
桜の花をアップにしてみました。
山中溪駅からしばらく和歌山方面に歩いていると、いい踏切を見つけました。ここで最初の撮影開始です。桜の花と菜の花の饗宴です。
続いて駅のホームから撮影です。桜並木の間を気持ち良さそうに駆け抜ける列車です。
渓谷の空気と桜満開の気持ちいい時間を満喫した私は、大阪に戻ってきました。今度は、京阪電鉄の天満橋駅付近にやってきました。この付近は、桜宮公園という桜の名所で3000本のソメイヨシノが満開をむかえています。もう少し川の色がきれいならば言うこと無いのですが。。。
桜咲く川沿いを走る列車を撮影しました。特急車8000系と普通列車の2400系です。
天満橋から京阪電車で交野線の終点、私市にやってきました。ここは京阪電鉄の沿線の中でも、のどかなローカル線の雰囲気が味わえる区間です。私市駅の桜もまた美しく咲いています。
私市駅付近の丘に登って、俯瞰気味に撮影しました。
畑の中に、誰がおいたのでしょうか。線路を眺められる椅子がおいてありました。この畑で仕事されている農家の方が桜を眺めながら休憩するために置いたのでしょうね。
続いて、郡津駅から村野駅の間の桜並木を横目に走る列車を撮影です。
桜を眺めながら、いろいろなことを思いました。始めて制服に袖を通した時、受験勉強から解放され、友との別れを偲んで涙をこらえたあの日、就職して始めて東京に出た日、そして我が子のランドセル姿に自分を重ねたあの日。いつも記念写真の後ろには桜の木がありました。私の人生の節目はいつも桜の花の記憶とともにあったように思います。皆様も思い出してみて下さい。人生の思い出には、どんな桜を見ておられたでしょうか。そしてこれから思い出を作って行く皆様へ、皆様の思い出が、美しい桜とともにありますように。