うつくしきもの。北陸を巡る夏3(北陸の海)2006年アーカイブス
皆様こん**は。北陸旅行記、お楽しみいただいておりますでしょうか?第3回となる今回のテーマは、お待たせしました!夏ならではの『北陸の海』です。爽快な風景をお楽しみ下さい。早速富山から北陸本線で高岡にやってきました。
高岡で海と言えば。。。そう、今回の目的地は氷見線です。氷見線は能登半島の東を走る短い路線ですが、海のすぐ近くを走るので、景勝地の多い路線です。
そして車両は高岡鉄道部のキハ40形。この塗装は高岡地区オリジナルです。管理人好みの塗り分けです。
高岡から15分ほどで、雨晴駅にやってきました。空は快晴!暑いですが、気持ちのいい暑さです。
改札からホームを見ると、風鈴がいっぱい下がっています。音色が気持ちいいですね。エアコンなんかなくても、風鈴の音と涼風で涼しく過ごせた夏の日陰を思い出します。そういえば、最近軒先に下がっている風鈴を見かけなくなりました。昔は、当たり前のように聞こえてきた音だったのに。
海岸に出てみました。この海をご覧下さい!爽快です。
時折ボートやジェットスキーが行き交います。気持ち良さそうですね。
雨晴海岸の景勝地、雨晴岩です。昔、源義経が都を追われて奥州に落ちのびる際、この地で大雨に遭い、岩で雨宿りをしていると、氏神が現れ、義経が祝詞を述べると、雨がぴたりとやんだそうです。
岩には小さなほこらがあり、義経の伝説が祭られています。今日の旅の安全といい写真が撮れることを願い、お賽銭を入れて御詣りしました。
さて、列車がやってきました。有名な雨晴岩とそこをゆく列車です。この絶景!すばらしいですね。
続いてアングルを変えて。絵に描いたような光景です。
沿線の国道から。どこから撮っても絵になりますね。
雨晴の集落を一緒に入れて撮影です。
つづいて小高い斜面から俯瞰気味に狙いました。どこから撮影しても本当に素晴らしい風景です。海の青さと空の青さがいいですね。
氷見線での撮影は時間の経過を忘れさせてくれました。今度は北陸本線で市振にやってきました。北陸本線で海と列車を一緒に採れるポイントは意外に少なく、ほとんどが泊~糸魚川付近に集中しています。なかでも市振付近は、もっとも海に近づいて走る区間です。
市振駅です。昭和初期にできた駅だそうです。この雰囲気、すばらしいですね。
駅から撮影ポイントまではリンクでお世話になっている夢樹様に教えていただきました。ものすごく急な階段を上ります。日差しが熱い。。。
頂上付近まで登ると。。。絶景です。遠くまで見渡せる海。やっぱり海はいいですね。
はくたかがやってきました。681系2000番台、北越急行のスノーラビットです。関西では見られない車両ですね。
普通列車の475系です。この海の色と合いますね。
市振の集落を一緒に入れて撮影です。小さな集落の絶景です。
この場所で夕焼けまで粘ろうかと思っていたのですが。。。蚊が多く寄ってきたので、駅に戻ることにしました。夕暮れの柔らかい光に照らされる681系です。
続いて475系がやってきました。
485系上沼垂色の特急北越です。
いよいよ太陽は海の向こうに沈もうとしています。
海にきらきらと反射する夕日の風景を収めたところで、帰る列車がやってきました。今回は紺碧の日本海をテーマに撮影した撮影記録でした。一日いい天気に恵まれ、撮影していて実に気持ちいい一日でした。次回はいよいよ完結編をお送りします。皆様どうぞお楽しみに。