だいちゃん660329 鉄道と旅の記録

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18きっぷで行こう!伯備線撮影紀行(2)2007年アーカイブス


皆様こん**は。さてさて、前回より始まった18きっぷの旅。米子市内で1泊した私は、山陰本線で走行写真をとるべく米子~安来間の門生踏切にやってきました。ここは両駅の中間付近にあるので、徒歩で行くには遠く、仕方なしにタクシー利用を考えていたのですが、路線バスが走っている情報を得て、200円で来ることができました。ラッキーです(^^)b。
昨日からすっきりしない天気でしたが、今日も曇天。予報では晴れだったのですが、冬の山陰を甘く見てました。早速タラコ色キハ47型の松江行き普通がやってきました。朝靄に景色が霞む中、タイフォンの音が心地いいですね。

続いて伯備線からやってきた115系の西出雲行きです。

境港線のキハ47。目玉親父のラッピング列車がやってきました。この区間は電化されてはいますが、非電化区間への直通列車も多く走るので、やってくる列車は気動車の比率の方が高いです。こういう路線も珍しいですね。

キハ187。スーパーまつかぜ、浜田行きです。もうとっくに日は昇っているのですが、周りは薄暗いまま。露出がでません。この辺りは中海がすぐ近くにあるので、靄が出やすいのでしょうか?

特急やくも。岡山行きを後追いで、なにやら15分ほど遅れてやってきました。伯備線から上ってくる列車に影響が出ていなければいいのですが。

快速『アクアライナー』。キハ126型です。

定刻より5~6分遅れでやってきました。寝台特急サンライズ出雲』、出雲市行きです。やってくる直前に太陽が顔を出し、逆光になってしまいました。朝の霞を抜けてやってくるイメージ通りに撮れたでしょうか?(ちょっと負け惜しみ)2カット連続でご覧下さい。サンライズを写真に収めたのはこれが初めてです。

岡山行きやくもを正面から。そろそろ帰りのバスの時間になったので、米子駅に戻ることにしました。

米子駅にやってきた私は、伯備線の撮影地へ向かうことにし、特急ワープ(18きっぷ旅行者が、間に特急をはさんで移動することを通称【特急ワープ】というそうです)で、伯備線根雨駅にやってきました。丁度すっきりした晴天になり、伯耆富士と言われる大山がきれいにその姿を見せてくれています。ちょっと頂上に雲がかかってはいますが。。。

さて、伯備線は陰陽連絡の幹線として、最も交通量の多い特急街道です。中国山地越えの区間に入ると、駅間の距離が極端に長くなり、徒歩での撮影地移動は難しくなるのですが、根雨から黒坂方面に景色を眺めながら歩いて15分ほどで、良さそうな踏切を発見しました。この青い空をご覧下さい。

川のせせらぎが気持ちいいですね。もうすっかり春の空気です。

特急やくも。出雲市行きがやってきました。特急やくもは、来月から順次『ゆったりやくも』としてリニューアルが行われます。この緑の塗り分けとも、もうすぐお別れです。

岡山行きのやくもがやってきました。根雨駅で交換してきたようです。

今度は普通列車の115系です。陰陽連絡の幹線とは言え、普通列車は2~3時間に1本程度。まあ、他の路線は1日に数本という路線ばかりなので、多い方と言えば多い方ですが。車との交通戦争に、この路線も苦戦しているようです。

新見行きの普通列車がやってきました。

やくもをもう一枚。これはパノラマグリーンを連結した編成です。以前は『スーパーやくも』と呼ばれていましたが、今はやくもに統一されています。

やくもをもう一枚撮影して、撤収することにしました。

さて、ここからはまた18きっぷの旅が続きます。新見行き826Mに乗車しました。車内はボックスを一人で占領できるほどすいていました。シートの上に足を投げ出して、車窓の渓谷美にうっとりしていると、いつしか夢の中へ。。。。

826Mは定刻に新見駅に到着。ここで1時間休憩です。昼食を済ませてきました。

ホームで列車を待ってると、姫新線ディーゼルカーがやってきました。姫新線での移動も考えましたが、列車の接続が悪いので、今日中に京都に戻れず、これはまたの機会に持ち越しです。

新見から姫路まで3時間におよぶロングラン鈍行、858Mで姫路まで乗り換えなしで向かいます。115系リニューアル車がやってきました。このリニューアル車は223系と同じ転換クロスシートに交換されているので、快適に過ごせました。途中、備中高梁、倉敷、岡山、相生で次々と乗客が入れ替わり、乗客の会話が岡山弁から播州弁大阪弁に移り変わる様子を伺うことができました。普通列車の旅の醍醐味ですね。
19時25分、858Mから列車番号が変わった1330Mは3時間を走りきり定刻に姫路到着、ここからはJR西日本自慢の新快速で一気に京都まで帰ります。ほぼ半日、列車に揺られながら旅した今回の旅、体は少々疲れましたが、中国山地の絶景を堪能することができ、気分的には非常に充実した旅行になりました。まだまだ18きっぷの残日数はあります。次回もどうぞお楽しみに。