だいちゃん660329 鉄道と旅の記録

日常のちょっとした旅を記録したページです。X - @Daisukeueda6

初夏の緑は豊かさの色。花咲くこみなと 2006年アーカイブス

皆様こんにちは。南から梅雨入りの便りが届く季節になりましたが、いかがお過ごしですか?関東出張となった私は、休日を利用して小湊鉄道にやってきました。前日からの雨で、すっきりしない天気となりましたがご覧下さい。
午前中の五井駅からキハ200型気動車に乗車です。

さあ、乗り込んでローカル線の旅を満喫しましょう。

女性の車掌さんが改札鋏を持って一人一人切符を改札しています。まるで昔に返ったような風景、いつ乗ってもいい風景ですね。五井から50分で、上総大久保駅にやってきました。

出発して行く列車を見送って、上総大久保駅を撮影しました。

待合室には、このようなイラストが描かれています。この駅の雰囲気は素晴らしく、今にも猫バスがやってきそうな雰囲気です。

駅の花壇には、鉄道会社か近所の方々かが植えられたパンジーが咲き誇っています。美しい花々の饗宴をお楽しみ下さい。

上総大久保駅を出て、付近を散策に向かいました。この駅の雰囲気、本当に素晴らしいですね。

駅に向かう道です。

近くの踏切から駅を眺めてみました。浮世の光景を見ているようです。

線路脇に生い茂った木々の合間から。このような雰囲気の駅が首都圏から日帰りできる範囲にあるのですから、これは奇跡に等しいですね。

駅近くの田園で、列車をのんびり待つ事にしました。20分ほどで折り返し列車がやってきました。この雰囲気をご覧下さい。

広大な田園地帯をのんびりと走る気動車です。この光景、いつみてもいいものです。

やがて列車は、山間の向こうに消えて行きました。

さてここから、田園地帯を俯瞰できる場所を探して山歩きです。下の写真のようなトンネルをくぐって。。

振り向くと、このような小さな滝があります。

滝を横目に見てから、険しい山道を登り道なき道をよじ上って悪戦苦闘する事30分、途中山菜採りに来ておられたお年寄りと話しながら、ポイントを探しました。もうすぐ列車がやってくる時間です。ようやく田園地帯を見渡せる場所にたどり着きました。足下は目もくらむような崖です。この写真を見て撮影地に向かわれる方にお願いします。撮影地は、当然舗装道路ではなく、道なき道を登って行かなければなりません。三脚をたてる場所はありません。足を踏み外せば転落の可能性もあり、転落すればまず無事ではすまないと思います。特に雨上がりは地盤がぬかるんで大変危険です。出向かれる際は、装備をきちんと整えていただき、絶対に無理はしないで下さい。

登ってすぐ、列車はやってきました。この雄大な風景をご覧下さい。

水田の水鏡に映る車体をアップで、この季節でしか見られない絶景です。

上総大久保駅を上から俯瞰撮影しました。

駅に戻ってきました。先ほど撮影した列車の折り返しがやってきました。なにしろ本数が少ないので、効率よく乗車しなくてはなりません。

上総大久保駅から30分で上総鶴舞駅にやってきました。

関東の駅百線にも選ばれた上総鶴舞駅。この光景をご覧下さい。

草に埋もれたレールです。

駅舎もご覧下さい。この素晴らしい雰囲気。都会の時間の流れとは明らかに違う流れがここにあります。

この駅にも立派な花壇がありました。美しい花々が競うように色を付けています。いつもよりよけいに花の写真を撮影している管理人です(笑)。

近くの農道から、のんびり走るキハ200を撮影しました。

上で撮影した列車の折り返しで次の目的地へ向かいました。丁度天候も回復してきましたね。

続いては海士有木(あまありき)駅です。なんとも珍しい名前ですね。すっかり青空が広がっています。

この駅の雰囲気をご覧下さい。この風景に解説は不要です。気持ちいいですね~。

近くの踏切へやってきました。どこまでも線路がまっすぐで、視界いっぱいに広がる緑。緑という色は豊かさを感じる色ですね。豊かさが目にいっぱい、胸にいっぱいです。

下から見上げる感じで広角で狙ってみました。

日も西に傾き、夕刻が近づいてきました。

駅舎から夕日を狙ってみました。優しい雰囲気の時間です。

夕焼けがきれいですね。子供の頃、こういう夕焼けを見ながら母の手に引かれて家路についた記憶が皆様にもおありでしょうか?

列車がやってきました。丁度駅での交換風景が見られました。

ここ海士有木駅にも花壇がありました。花越しに、駅にやってくる列車を撮影です。夕刻の太陽が、優しい色に花と列車を染めてくれますね。

梅雨目前の小湊鉄道を訪ねた旅いっぱいの緑から豊かさを、駅に咲いている花々から華やかさを感じた旅でした。どの季節に訪れても、この小湊鉄道は最高の風景を見せてくれますね。また関東に来る機会があったら是非小湊鉄道沿線を訪ねてみたいと思います。