橿原神宮前にやってきました。ここから、近鉄橿原線の急行列車に乗り換えです。
最新の9000系電車でした。
大和西大寺駅までやってきました。けっこう時間がかかった印象です
大和西大寺駅は、神戸・大阪方面、京都方面、奈良方面の分岐するジャンクション駅です。こういう行先表示を見ると、心が躍ります。
ここからは近鉄特急に乗り換えです。短距離の特急利用は珍しいのか、乗客はまばらです。
京阪六地蔵から、約10分くらい歩くと、地下鉄六地蔵に到着します。この間は川の堤防を歩いて行き、かつお互いの駅が目立たないので、標識がないとぜったい迷子になります。
ここから太秦天神川まで長い道のりです。うっかり寝落ちしてしまったので写真は撮れませんでした。
乗客の入りとしては山科を過ぎる頃から増え始め、三条付近でほぼ座席は埋まり、堀川御池を過ぎるとまた減り出して、終点付近ではほぼガラガラです。
第6経路;嵐電天神川〜西院
終点の太秦天神川駅から地上に出ると、嵐電の嵐電天神川駅に出ます。地下鉄と路面電車の乗換え駅というのも珍しいですね。
早速レトロ調電車がやってきました。
混雑していたので車内は撮れませんでしたが、西院駅に到着です。嵐電では西院と書いて、さいと読みます。次の乗り換え駅の阪急電車の駅は西院と書いて、さいいんと読みます。【さい】とは平安時代から江戸時代にかけての古い地名であり、【さいいん】とは近代になって命名された地名だそうです。電車が敷設された時代は、まだ【さい】のほうが定着していたため、さい、という駅名になったそうです。同じ漢字で同じ場所にあるのに、読み方が違うというのは珍しいですね。
西院駅は、昔の雰囲気を残したままの、重厚な面持ちの地下駅でした。
西院から準急に乗ります。日中の京都線は、高槻市以東は特急と準急のみです。
南茨木で下車しました。関西の私鉄で唯一、塗色変更をしていない阪急電車。この阪急マルーンがアイデンティティです。
ここからは大阪モノレールに乗り換えです。日本最長距離のモノレールです。
モノレールの見所は、高架で防音壁がないことによる車窓の素晴らしさです。特に、千里中央から柴原にかけて見える大阪のビル群は絶景です。
蛍池でモノレールを降りました。ここから阪急宝塚線に乗り換えです。
阪急宝塚線は、ラッシュ時を除き全ての列車が豊中から宝塚まで各駅停車です。そのため、私の感想は遅い、です。実際JR宝塚線と比べると10分程度遅いです。
第11経路:神戸地下鉄 西神・山手線 長田〜新長田
短距離移動が続きます。高速長田から地下鉄長田までの通路がとても昭和を感じる通路で、とても印象的でした。ここは夜一人では歩きたくないですね。
連絡通路を5分くらい歩いて、地下鉄のホームに着きました。
長田からわずか一駅で、新長田へ。ここは新しい路線で、平成の雰囲気でした。しかし、鉄人28号って何よ?と、思ったら、実物大の鉄人28号の像があるそうですね。見に行けばよかった。
第12経路:神戸地下鉄海岸線 新長田〜三宮・花時計前
新長田からはこの車両です。鉄輪式リニアモーター車両。大阪の長堀鶴見緑地線と
同じ方式ですね。ひとまわり小ぶりな車両がかわいく感じます。
第13経路 阪神電鉄本線 神戸三宮〜九条
約30分で、終点の三宮・花時計前に到着しました。ここから地下商店街を抜け、阪神電車の神戸三宮駅に到着しました。なかなかおしゃれなホームですね。行き止まりホームの2番線から、快速急行に乗車します。
阪神電車で面白いのは、種別の多さです。直通特急2種類、特急、S特急、区間特急、快速急行、急行、準急、区間急行、普通です。もはやどれが一番早くつくのか?訳わかりませんね。興味ある方はぜひ一度ご乗車下さい。
第14経路 大阪メトロ 九条〜コスモスクエア
三宮から、ついに大阪府に帰ってきました。九条駅で下車しました。
この九条駅は、地下鉄中央線が高架駅になっており、地下鉄でない阪神なんば線が、地下駅となるあべこべの駅です。ただ、阪神なんば線の駅は地下に入ってすぐの深さにあるので、ホームの端から地上が見通せます。
列車がやってきました。
列車は、朝潮橋まで高架、朝潮橋を過ぎると一気に地下深くに潜ります。この落差は面白いですね。
第15経路 大阪メトロ南港ポートタウン線 コスモスクエア〜住之江公園
いよいよゴールが近づいてきました。ここからはニュートラムに乗り換えです。ニュートラムは、ゴムタイヤ式の自動運転です。長いエスカレーターで一旦地上に上がって、階段で一階分下がるとニュートラムの乗り場です。上がって下がる。無駄な気もしますね。
ホームは完全ホームドアです。
先ほども書きましたが、この列車は自動運転です。ぜったいおすすめはこの前面かぶりつき、どうです?この絶景。
横を向くと、こんな感じです。
快晴の絶景の中、終点の住之江公園に到着しました。いよいよこの旅の終盤です。